英語学習を始める時に、絶対に必要なものと言えば、辞書です。英語学ぶためにはどんな辞書がいいのか。悩む方もいらっしゃると思います。この記事では、言葉を調べるだけでなく英作文にも対応した辞書をご紹介します。参考になさってください。
英語学習に必要な辞書とは?
英語を学習する時、話す・聞く・書く・読むの4つの技能を伸ばしています。
辞書は、話す・聞く・書く・読む 全てのパターンで使えるものを選びます。それぞれ技能に必要な情報は異なります。どんな情報が必要かを詳しく見ていきましょう。
「話す」に必要な辞書の情報とは?
「話す」には、話すための文が必要です。自分が言いたいことが辞書に載っていたら、その表現をそのまま使えます。
「話す」ためには、各単語の発音を知らなければなりません。
「話す」ために使えそうな例文がたくさんあり、発音も記載されている辞書が、「話す」ためには必要です。
「聞く」に必要な辞書の情報とは?
英語を聞いて、意味のわからない単語があれば、辞書を引いて意味を調べます。
「聞く」に必要な辞書の情報とは言葉の意味です。
また、発音が気になった単語があれば、辞書を引いて発音を調べることもできます。
「聞く」には、発音の情報も必要です。
「聞く」には、言葉の意味と発音の情報が必要。
「書く」に必要な辞書の情報とは?
「書く」には、文が必要です。文を作るには、言葉の意味に加えて、語順のルールが必要です。語順のルールとは、文型と呼ばれるものです。
文型は、SV, SVC, SVO, SVOO, SVOCという記号で記載されています。これらの記号が辞書に記載されていれば、文は簡単に作れます。
文型以外にもたくさん例文が書かれていると、それを参考に文を作ることができます。
「書く」ためには、文型と例文が記載されている辞書が必要。
「読む」に必要な辞書の情報とは?
英語を読んでいて、意味のわからない単語があれば、辞書を引いて意味を調べます。
「読む」に必要な辞書の情報とは言葉の意味です。
話す・書く・聞く・読む は、インプット学習(聞く・読む)とアウトプット学習(話す・書く)の2つのタイプに分けることができます。
話す・書く
話す・書くに必要な辞書の情報
- 文型
- 例文
- 言葉の意味
- 発音
聞く・読む
聞く・読むに必要な辞書の情報
- 言葉の意味
- 発音
⚠️私の教師経験では、多くの学習者が、言葉の意味・発音(聞く・読む)だけが掲載されている辞書を選んでいるように感じます。
文型・例文・言葉の意味・発音、全ての情報が掲載されている辞書を次の項で紹介します。
『ジーニアス英和辞典』
『ジーニアス英和辞典』は、文型はもちろんのこと、例文がたくさん掲載されています。
紙版の辞書には、Web辞書もついていて、スマホで言葉を引くことができるそうです。
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価格:3960円 |
紙版もいいですが、持ち運びに便利なのは、辞書アプリです。
辞書アプリ 物書堂には、『ジーニアス英和・和英辞典』が、販売されています。
私自身も辞書アプリの『ジーニアス英和・和英辞典』を使っています。
文型はもちろんのこと、例文がたくさん掲載されていて、とても使いやすい辞書です。
『ウィズダム英和辞典』
三省堂の『ウィズダム英和辞典』にも、文型・例文が掲載されています。
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価格:3850円 |
『ウィズダム英和・和英辞典』も辞書アプリ物書堂で購入できます。
【無料】英ナビ!辞書
『ジーニアス英和辞典』・『ウィズダム英和辞典』は、どちらも有料です。経済的な余裕がないという方は、ウェブ上にある 無料の辞書が使えます。インターネット上にある辞書の多くは無料で閲覧可能です。その中でも、文型や例文が書かれているものは、英ナビ!辞書です。
英ナビ!辞書では、主な動詞の文型・例文が掲載されています。

まとめ
英語を学習する時、話す・聞く・書く・読むの4つの技能を伸ばしています。
辞書は、話す・聞く・書く・読む全てのパターンで使えるものを選びます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんの英語学習がより良いものになりますように。