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「面倒くさい」を表現できる 英単語:Hassle

面倒くさいこと、煩わしいことを表現したい時、hassleという英単語が使えます。この記事では、hassleの単語の意味、hassleを使った英文のポイント、hassleを使って英作文する方法を解説しています。参考になさってくださいね。

この記事を書いている人

言語・コミュニケーションコーチ
Leco(れいこ)

  • 教師10年目のオンライン英語講師。
  • 海外(2カ国)・日本・オンラインで教えた経験有。
  • 中高英語科教員免許・日本語教師養成課程修了の資格保持。
  • 英語・日本語どちらの視点からも文法解説可能。
目次

hassleの意味

英英辞典でhassleを調べると次の定義が書かれています。

hassle

(a situation causing) difficulty or trouble

‘hassle’ “Cambridge Dictionary より抜粋

(状況が引き起こす)難しいこと、もしくは問題。

hassle

a situation that is annoying because it involves doing something difficult or complicated that needs a lot of effort

‘hassle’ “Oxford Learner’s Dictionary” より抜粋

悩ませる (annoying) 状況(situation)。なぜなら、その状況が、努力(effort)を必要とする複雑(complicated) もしくは困難な(difficult)なことをすることに、巻き込む(involve)から。

英英辞典の意味を基にすると、hassleの意味は、とらえることができます。

  1. 悩ましい状況がある。
  2. 悩ましい状況に巻き込まれている。
  3. 結果、面倒・わずらしいと思う。

意味がわかったので、hassleを使って英作文してみましょう。

hassleを使った英文

hassle を使った英文のポイント①:主語は、It。動詞は、be動詞を使う。

hassleを文で使う時、主語にit、動詞にbe動詞を使うことが多いです。

It’s a hassle having to travel with so many bags.

‘hassle’ “Oxford Learner’s Dictionary” より抜粋

It saves a lot of hassle if you buy them online.

‘hassle’ “Oxford Learner’s Dictionary” より抜粋

hassleの例文に、主語 itが多い理由とは?

hassleの意味の一つ目のポイントは、「悩ましい状況がある。」でした。
状況は、人ではありません。
ですから、人以外の代名詞 itが主語になるというわけです。

Itを主語にするメリット

多くの文は、Iやyouといった人が主語です。
人が主語の場合、文は、主語に来ている人の個人的な行動や意見という印象になります。

人ではない It が主語の場合、文は、一般的な行動や意見という印象になります。

Leco

自分が面倒だと思っていることは、他の人にも共感してもらいたいと思いませんか。

I don’t want the hassle of having to travel with so many bags.

I で、文を始めることはできます。文法は正しいです。
ですが、Iで文を始めると、個人的な意見と取られてしまう恐れがあります。

面倒くさいことに共感を得たいという思いが、主語itには隠れています。

ですから、hassleを使う文の多くがItで始まっています。

hassle を使った英文のポイント②:面倒な内容は、動名詞で表す。

例文を見ると、hassleの後は、動名詞 (=動詞+ing) が 使われています。

It’s a hassle having to travel with so many bags.

‘hassle’ “Oxford Learner’s Dictionary” より抜粋

どんなことが面倒なのか。わずらしいのか。
それを、動名詞を使って表します。

上の例文では、たくさんのカバンを持って旅行しないといけないこと(=haveing to travel with so many bags.)が、面倒だと言っています。

この語順で、英作文が作れます。
It’s a hassle +動名詞(=面倒なこと、煩わしいこと).

文の構造がわかりました。続いては、実際に英作文をしてみましょう。

Hassleを使って英作文

Step①:面倒、わずらわしいことを考える。

まずは、面倒なこと、わずらわしいことを考えてみましょう。
あなたはどんなことが面倒・わずらしいと思いますか?

student

電車の乗り換えが多いと、面倒だと思います。

student

手書きすることが、面倒だと思います。

Leco

日常生活で、面倒だ、わずらわしいと思っていることを考えると、英文が作れますよ。

Step2: 出てきた面倒なことを、動名詞にする。

Step1で出てきたアイデアを英語にします。

先ほど出てきた生徒さんの面倒なことを例に解説します。

STEP
「乗り換え」を「乗り換える」と動詞に変えます。
student

電車の乗り換えが多いと、面倒だと思います。

STEP
「乗り換える」を和英辞典で引きます。
アプリ物書堂『ジーニアス英和辞典』

「乗り換える」は、英語ではchangeになります。

STEP
changeにchangingをつけて、動名詞にする。

change → changing

⚠️transferは、-ingをつけると、eが消えます。

Step3: 動名詞をIt’s a hassleの後に加える。

It’s hassle changing.

これで英文はほぼ完成ですが、訳していない言葉を最後に訳します。

Step4: 訳していない部分を訳します。

student

電車の乗り換えが多いと、面倒だと思います。

今まで、訳した部分を整理してみましょう。

  • 電車
  • 乗り換え→changing
  • 多い
  • 面倒だと思います。→It’s hassle

電車と多いをまだ訳していません。
それぞれ訳しましょう。

  • 電車trains *いくつか電車を乗り換えるので複数形になります。
  • 乗り換え→changing
  • 多いmany times
  • 面倒だと思います。→It’s hassle

英語の語順に従って、trainsとmany timesをIt’s hassle changingの後に加えます。

changing=動詞です。その後は「何を」になります。
「電車を」乗り換える=changing trains

many timeは、時になるので、trainsの後に加えます。
(今回の文には目的語②と場所はないのでスキップします。)

英文が完成しました!
It’s hassle changing trains many times.


以上がhassleの単語の解説と、英作文の方法になります。
面倒くさいこと、わずらわしいことがあったら、この記事を参考に英作文してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの英語学習が実りあるものになりますように。

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